通訳業務
タイ語通訳の形態
タイ語通訳の方法には、大きく分けて、同時通訳、逐次通訳、ウィスパリング通訳の3種類があります。
同時通訳
話者の話を聞くとほぼ同時にタイ語または日本語への訳出を行う方法。タイ語同時通訳者は、会場の一角に設置されたブースに入り、その中で作業を行います。タイ語同時通訳者の声はブース内のマイクを通し、聴衆のイヤフォンに届きます。タイ語同時通訳作業は非常に重い負荷を通訳者に要求するため、2人ないしは3人が同時にブースに入り15分程度の間隔で交代します。場合によっては、時にはブース内の控えの通訳者が、単語の提供など訳出の協力もする場合もあります。「講演者の方が発言されるのとほぼ同時に通訳を聞きたい」、「3カ国以上の言語に直す必要がある」、「スピーカーの人数が多い」、「大規模な国際会議やシンポジウム」、「会議をスピーディーに進めたい」場合に向いています。
ウィスパリング通訳
「話者の話を聞くとほぼ同時に訳出を行う」という点では、同時通訳と同じです。ただし、タイ語通訳者はブース内ではなく、タイ語通訳を必要とする人間の近くで聞き手にささやく程度の声でタイ語通訳をします。タイ語同時通訳では、ヘットフォンを通して話者の声を聞くのに対して、ウィスパリング通訳では、タイ語通訳者が話す自分の声やその他の音がノイズとなるため、高品質なタイ語通訳を行うのは困難です。高価な通訳設備の用意を用意することの出来ない場合や、企業内の会議などで使用される事が多い形態です。「同時通訳ほどのクオリティは求めないが、スムーズに会議を行いたい」、「小規模のミーティングで通訳を聞かれる人数が少ない」場合に向いています。
高度な能力が必要なタイ語通訳としては、同時通訳をイメージする人が多いと思いますが、実際には、ウィスパリング通訳の方が、より難易度が高いと当社では考えています。
逐次通訳
話し手が話した内容を、一文ごとに通訳します。話し手とタイ語通訳者が交互に話すので、実際の会話内容の2倍程度時間がかかりますという欠点はありますが、タイ語通訳の正確性は最も高い形態で、また、すべてのタイ語通訳者が対応できます。「時間にゆとりを持ってご予定されている案件」、「スピーカーの人数が少ない小規模のミーティング」、「予算をおさえたい」場合などに適しています。